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村山哲二 起業家 株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティング

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プロ野球といえばセパ12球団を思い浮かべる人がほとんどでしょうが、日本全国には独立リーグが存在し、全国各地で熱戦が展開されています。そんな中、セパ12球団と球団数の上では並び、近々超えることが予想されているがベースボールチャレンジリーグ、通称BCリーグ。このBCリーグを設立し、現在も代表を務めるのが村山哲二さんです。1964年9月19日生まれ、55歳の村山哲二さんは新潟県柏崎市の出身です。子供の時から野球に励み、駒澤大学では準硬式野球部のキャプテンも務めた村山さんは、卒業後、新潟県内の新潟県内の広告代理店に就職します。当時まだ無名で地域にも知られていなかったアルビレックス新潟のファンとなります。新潟はプロスポーツの縁があまりなかった地方都市でしたが、アルビレックス新潟の広告関係を携わり、アルビレックス新潟知名度を高め、人気を定着させます。


そんな村山さんが独立リーグの立ち上げに参加することになったのは、アルビレックス新潟を作り上げた池田弘氏に、地方における野球のビジネスモデルを作ってほしいと依頼されたことでした。これを受け、村山さんは広告代理店を辞め、株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティングを立ち上げます。年収は広告代理店時代の半分、スポンサー集めに苦戦するなど苦難の道を歩んだ村山さん。心の支えとなったのは、設立間もないころに届いた1通の手紙でした。プロ野球選手を目指していた息子が急性心不全で亡くなった母親からのもので、葬式の日にBCリーグのことが書かれており、ぜひとも息子のために実現させてほしいという思いにあふれていました。


BCリーグではプロ野球12球団のドラフトにかかることをメインにしながらも、人材育成に目を向けた活動を行っています。BCリーグから12球団に行けるのはほんの一握り、ほとんどは夢を諦めざるを得ません。諦めた時に第2の人生を歩めるよう、高校野球をお手本に、規則正しい振舞いを行うように求めています。結果的に一流企業からも就職のオファーが届くようになり、チームの数は2020年シーズンから12球団となる予定です。12球団目は神奈川県、横浜DeNAベイスターズの本拠地に独立リーグのチームが誕生します。


静岡県など様々な地域でBCリーグへの参入を検討する動きが見られ、1リーグから始まり、3リーグ制も検討される状況を迎えています。すべては村山さんの尽力によるもので、それなしにはここまでのことにはなっていないでしょう。