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30歳までに起業すべき5つの理由

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起業はただのはやり言葉ではない。今や評価と尊敬を広く集め、美化さえされている。成功を収めた起業家はロールモデルとされ、その事業をはるかに超えた範囲で新たな世代にインスピレーションを与えている。

また経済環境やそこから生まれたさまざまな危機も、この積極的なアプローチに関心を集める要因となり、起業は自分自身の成功と経済成長全般に貢献する最良の方法とされている。コンセプトとしての起業がはやりになっているのだ。

しかし、現実を見てみよう。

自営業人気は現在、2010年と比べて下火だ。欧州連合EU)では、大多数が従業員として働くことを望んでいる。自営業になるための資金不足やスキル不足、ビジネスアイデア不足、家庭と自営業の折り合いをつける難しさ、失敗のリスクやその影響、役所仕事の負担などを理由に、私たちは親から、昇進できて(あるいは同じポジションで)一生安心して暮らせる安全な雇用に落ち着くよう常に勧められてきた。

ロマンや冒険心はあまりないが、この考え方はいまだにベビーブーム世代に深く根付いている。

一方で、ミレニアル世代とジェネレーションZ世代──自由な精神を持ち、秩序を変えて世界を再び柔軟さと夢にあふれた場所にするべく現れた若者世代はどうだろうか?

テクノロジーに精通し、先見の明があり、ジュール・ベルヌSF小説の中だけのものと思われていたことを実現して億万長者となった30歳未満は、何人かいる。しかし、それ以外の人々はどうだろう?

デューク大学ファウンダー・インスティテュートとノースウェスタン大学の調査によると、平均的な起業家が最初のスタートアップ企業を立ち上げる年齢は実は40歳で、成長が速いスタートアップのリーダーの平均年齢は45歳だった。成功を収める起業家の大部分は、両親が起業家だったわけでも、若いうちから起業家になる目標を持っていたわけでもなく、他人の下で働くことに疲れたり、ある日突然、引退までに富を築きたいとの欲求に駆られたりした人たちだ。

これは、自分が望まない雇用状況から逃れるだけのために起業する人がいまだに多いことを示しているのだろうか? 私たちは、ミレニアル世代であるかどうかにかかわらず、今すぐ起業することに大きな不安を感じ、より多くの経験と年齢を重ねて貯蓄が増えるのを待つべきだと考えているのだろうか?

以下に、30歳になる前に起業すべき理由を5つ紹介する。

1. 失うものがない

考えてみれば、これは最大の利点だ。

人生でリスクを負うのに最適な時期は、失うものが何もなく、得るものが多いときだ。勉学に励んでいるときや、社会人になりたての数年間は、失う貯蓄や評判、ブランド、名前がないので、怖いものは何もない。失敗しても経験不足のせいにできるし、周囲はそれを理解し、勇気ある行為だとさえ思うだろう。大半の人はまだ親のサポートも受けられ、必要であれば戻れる安全な場所があるので、たとえ失敗しても痛くない。

最悪、人生の5年間を費やしても突破口に至れない可能性もある。でも、その過程で豊富な経験を得られるのでは? それに、もし成功したら? 

2. 自己開発以外の責務がない

 



住宅ローンや借金、養うべき家族がいないこの時期は、全てを危険にさらしても責任を取ることができる唯一の時期だ。あなたの唯一の義務は、自己開発や職業スキル開発に熱心に取り組みつつ、自分や他者にとってより良い世界を作ること。アイデアと環境がそろっているなら、実行に移すことがしっかりした人間としての行動だ。

3. 経験不足により大胆になれる

自分が知らないリスクや危険を恐れることはできない。成功を妨げる最大の障壁が恐怖心だということを考えれば、若さゆえの経験不足は、あらゆる怪物に立ち向かう上で最も頼もしい味方となるかもしれない。

ただしこれは、やみくもに物事を進めるのとは違う。非合理的で準備不足の状態から、きちんとした結果が生まれることは決してない。しかし、アイデアと決意、懸命に働く意思や諦めない気持ちさえあれば、事業計画や市場分析、財務戦略は良いメンターや先輩の助けを借りながら簡単に習得できる。

4. エネルギーにあふれている

人生で価値あるものは全て、多大な努力とエネルギーを費やした結果得られるものだ。そのため、体力と精神力がどちらもピークにある時期は、何をするのにも適している。自分のやる気や気力、そして成功に向けた怖いもの知らずの姿勢を活用すること。学習や成長、挑戦、夢を見る能力がピーク状態にあるうちに、エネルギーを投資しよう。

5. 失敗・成功する時間がまだ多くある

30歳になる前には、まだ人生は先が長く、挑戦して失敗し、再度挑戦して成功するための時間が残されているように感じる。それは実際に正しい。早いうちから自分のアイデアや夢に責任を持つようになれば、失敗の経験から成功する方法を学べる可能性は高くなる。自分が成功できることを信じ、自分に足りない経験を得るため精進しよう。そうすれば、30代になってから当時を振り返り「あの時、自分が持っていた時間を有利に活用することができた。他の人が迷っていた時期を充実して過ごしたため、今では自分が向かう方向を理解している」と思うことができる。

 

引用元

https://forbesjapan.com/articles/detail/27153

確かに30歳前で行ったほうが良いかと思いますね。

失うものはなさそうですね。

また再挑戦が行える時期かと思います。