ディヴォートソリューション株式会社 起業家 洞本昌明

人手不足が叫ばれる昨今、ロボットに任せる自動化でしのごうとする企業が増えています。その自動化を行うロボットを月にわずか5万円で稼働できるアシロボが販売されています。このアシロボを販売しているのがディヴォートソリューション株式会社で、代表取締役社長を務めるのが洞本昌明さんです。実家がふたば書房という書店を経営する洞本昌明さん。実家が自営業であるため、経営の事などは自然と吸収しており、会社を継ぐことを想定しながら生きてきました。京都精華大学を卒業すると、東京で1年間修業をしたのち、ふたば書房に入社し、現場を学びます。この時期、ネット通販が出始めた時期であり、これに乗らない手はないと、ネットショッピングを立ち上げ、サービス展開を行いました。その後、会社を立ち上げ、楽天市場で高い評価を集めるなどし、サービスを売却。その次に手掛けたのがディヴォートソリューション株式会社でのアシロボでした。

アシロボは事務的なことなどを自動化することができます。経理の仕事が中心に自動化できるので、人件費を削減できます。しかも、月5万円で24時間365日いつでも稼働できるので、中小企業からすれば相当な強い味方と言えそうです。なんといっても扱いやすいのがポイントで、多少の講習を受けるだけで操作を覚えられます。メールを出すなど機械的な作業を行うのは、人間からすればヒューマンエラーを産みやすい部分です。これが劇的に改善されるわけですから、最高のロボットと言えるでしょう。

コンサル業も手掛ける洞本さん、その中で中小企業でも自動化ロボットを使う事が出来れば仕事が楽になることを考えてきました。地方の企業ほど人手不足に悩み、雇いたくても雇えない状況があります。それを少しでも改善しようとアシロボの開発をしてきました。その結果、パソコン2台で5万円、採用コストがなく、様々な人的リスクも改善されたため、多くの相乗効果が得られるようになり、大企業はもちろん、中小企業にとってもうれしい状況を生み出します。

洞本さんの年収ですが、複数の会社で企業経営を行っていることから、数千万単位の年収の可能性が高いです。実家を継ぐ道もありながら、別の路線で花開いた洞本さん。目の付け所が素晴らしく、人手不足を少しでもカバーするシステムは今後人気を集めるでしょう。新たなサービスをどれだけ生み出せるのかについても期待が集まります。