株式会社JapanWork 起業家 鈴木悠人

人口減少が続く日本、将来的には外国人の働き手を確保することが至上命題となります。そんな中、日本語がそこまで話せない外国人が日本でスムーズに働けるようにするサービスを展開する企業があります。それが株式会社JapanWorkです。その会社で代表取締役社長を務めるのが鈴木悠人さんです。1993年生まれ、27歳を迎える鈴木悠人さんは東京都の出身です。小学生の頃はゲームばかりをしていたという鈴木さん、そのゲーム時間は月に数百時間だったんだとか。結果的にゲームに飽きてしまい、次に目覚めたのが勉強でした。ゲームに費やしていたパワーを勉強にかえた結果、最終的に東京大学に入学するまでになります。

株式会社JapanWorkは、外国人に対する仕事の紹介を行うサービスを展開しています。利用者はチャットを通じて、ビザの種類、日本語能力のレベルなどをチェックし、そのスキルにピッタリな仕事を紹介します。日本語に不安を抱える外国人の場合、漢字がそもそも読めないために求人情報がチェックできない人もいるんだとか。面接を行う際にも、どのようにやればいいのかなど面接に関する様々なこともサポートしていくことも株式会社JapanWorkで行います。

企業側にとっては、人手不足を解消できる可能性があります。企業側だけで外国人を採用しようにも、ミスマッチが起こりやすく、納得のいく人材を確保できない可能性が出てきます。せっかく確保したのに人材は辞めていく、そのようなケースが目立つところも。株式会社JapanWorkのサービスを利用することで、その企業に見合った外国人を紹介できるので、話が違うと頭を抱えるようなことにはなりにくいです。利用者は15万人以上、オンラインでやり取りが行えるのも魅力的です。

鈴木さんの年収ですが、まだ立ちあがって間もないため、1000万円に届くかどうかというところが考えられます。2019年に株式会社JapanWorkの株式をエンジャパンに売却しており、その金額が2億円程度であったころから、資産的にはそれだけのものを抱えています。今後、上場の際に残りの株の時価総額が加算されたり、新たな事業に用いたりすることが考えられます。まだ27歳、もともと学生時代に起業した鈴木さん。ここまで順調に経営が行えており、その次の一手が気になるところです。外国人労働者をどのように確保するか、その不安を解決してくれることでしょう。