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石川諭 起業家 株式会社トランザクション

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主に雑貨を中心に商品の開発、製造販売を行っている株式会社トランザクション。そこで代表取締役社長を務めるのが石川諭さんです。1961年生まれ、今年で59歳の石川諭さんは千葉県柏市の出身です。自動販売機の設置運営を行う会社を行っていた父親を持ちますが、引っ越しが多く、関東を転々とします。オール3をとったことが唯一の自慢と語るような普通の少年だった石川諭さん、中学校でも一般的な少年でしたが、塾をサボり、月謝のお金をお小遣いにするなど、それなりに悪い事もしていました。


父親が起業をしていたため、自らも起業したいと考えた石川諭さん、ある日、喫茶店にあるマンガ本を全部読んでしまい、飽きてしまうという経験をします。マンガ本を貸し、それで商売する事ができると考えると、古本屋でマンガ本を格安で仕入れ、営業を開始。結果的に大成功をおさめますが、あまりにも自由奔放に過ごしすぎたためか、父親に喝を入れられ、大学中退をしてからサラリーマンに。アパレル業界はバブルだったため、売れば売るほど儲かる状況で業績はきっちりと確保、しかし、うまくはいくものの性格的に耐えがたい、新しいことがしたいと思うようになります。


ある日、雑貨業界というものが当時確立されていない事実を感じ取ります。輸入牝馬かりだった雑貨、これをビジネスにしたら面白そうだと考え、25歳で起業。当時日本はバブル景気真っ盛り、ノベルティという言葉が登場し始め、やはり売れば売るほど大儲けの状況に。現在まで黒字経営を続けており、商売人としてのうまさを感じさせます。エコバッグを作るなど、環境に優しい商品を数多く生み出し、東証一部の上場も果たします。オール3をとるなど普通の少年は、東証一部上場という選ばれたものしか経験できないことをやってのけたのです。


石川諭さんの年収ですが、2018年8月期における取締役1人あたりの役員報酬は約2200万円でした。このことから、3000万円以上の役員報酬が社長としての年収であると考えられます。885万株、全体の30%の株式を持っている石川諭さん、時価総額はおよそ75億円で、1株当たりの配当が17円であるため、配当だけで1億円以上をもらっていることになります。年収として合計すると、2億円に迫る年収であることが考えられます。着実で健全な経営をずっと続けており、長い目で見て同じような金額をもらっていくことがありそうです。時代にマッチした商品を生み続けたこともプラスでした。