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株式会社イノカ 起業家 高倉葉太

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環境保全は人類にとって大事なテーマであるとともに、その地域で絶滅寸前となっている生物を保護し、いったんある程度の数まで育てて、再び戻すなどのテクノロジーが求められますが、なかなかそううまくはいきません。そんな中、新たなアプローチからそれを実現させようとする会社があります。それが株式会社イノカです。そこで代表取締役社長を務めるのが高倉葉太さんです。1994年生まれ、25歳の高倉葉太さんは兵庫県姫路市の出身です。中学生の時から世界を変えるようなことをしたいと考えていた高倉さん、しかしながら、何を軸に変えていくかというものに巡り合っていませんでした。そんな中、アクアリウムで世界を変えられるのではないかと考え、アクアリウムで勝負をしようと考えます。


高倉さんの会社では、環境移送の活用を行っています。様々な水環境を高いレベルで再現するというもので、様々な場面で応用されています。サンゴなどのように一度退化するとなかなか復活させるのは大変なものや養殖が非常に難しかった生物の養殖など、水環境を原因としたありとあらゆることを解決させることができます。サンゴを育てること自体はどの会社にもできるものの、コスト面から避けている企業が目立ちます。そんな中、株式会社イノカでは、あえてサンゴを育てることで、環境保護にどのように向き合っていくのかを問いかけています。


高倉さんの目標は、大きな水槽を作って、そこにサンゴ礁を入れて育てるというものです。それだけ壮大なものを作ることにより、水環境がいかに優れているかを知らしめるだけでなく、生態系を少しでも守る事ができるというアピールにつながります。現在日本ではそこまで海について真剣に考える企業も少なく、機運も高まっていません。それでも株式会社イノカが先陣を切って、水辺に住む生物を守ろうという姿勢を見せるのは立派の一言です。


開業して間もなく、まだまだスタートアップの状態にある株式会社イノカ。そのため、高倉さんの年収もそこまで多くないのが実情です。ただし、壮大なプロジェクトであるため、資金援助、資金調達が必要になる事から、将来的に株式上場で資金調達をする可能性があります。その際に大まかな状況がよりわかるかもしれません。アクアリウムで世界を変えるという試みは間違いなくうまくいっており、その歩みは一歩一歩ながらも次につながっていることは確かです。