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【元祖どないや社長】藤末雅彦の業績、資産、会社の現状は!?

東名阪を中心に店舗を構え、2020年にはたこ焼きのサブスクリプションサービスを、2021年2月に入ってからは、西麻布店のオープン、六本木店のリニューアルオープンなど、コロナ禍でも存在感を発揮し続けるのが「元祖どないや」です。その「元祖どないや」を運営する株式会社アドジックスで代表取締役社長を務めているのが藤末雅彦さんです。藤末雅彦さんがこれまでに築き上げた業績や資産、そして、会社の現状について詳しくご紹介します。

藤末雅彦さんが経営する会社の業績

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藤末雅彦が経営する株式会社アドジックスは、元祖どないやの運営だけでなく、ホテルの飲食事業、清掃事業を手掛けています。株式会社アドジックスの業績は2018年の時点で11億円と言われています。ちなみに株式会社アドジックスの資本金は3500万円で、資本金と業績などの関連性を見ていくと、資本金から見た業績は極めて妥当な水準です。売上がだいたい1億円あれば資本金額としてふさわしいのは500万とされ、売上が10億あるとなると資本金は3000万円でいいと言われています。これより1億円多いわけですから、資本金が3500万円というのはとても妥当な数字であることがわかります。法人企業統計調査では、資本金が1000万円から1億円の企業の場合、製造業であれば3.5%の営業利益率、非製造業であれば2.8%になるのだとか。利益率自体はリーマンショックで一気に低迷した時期こそあれど、現状はリーマンショック前に戻っています。

元祖どないや社長藤末雅彦さんが放ってきた手の数々

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株式会社アドジックスは基本的に元祖どないやでの営業活動が大きな比重を占めていますが、社長である藤末雅彦さんはどのような形で元祖どないやを成長させていったのか、とても気になる部分です。元々元祖どないや、株式会社アドジックスは大阪の梅田を本社にし、大阪でスタートさせました。大阪といえばたこ焼きの本場であり、たこ焼き屋の激戦区と呼べるエリアです。この中で元祖どないやは、アメリカ村に店を出します。アメリカ村は10代や20代の若者が多く集まるエリアで、実は多くのたこ焼き屋さんが集まる、たこ焼き屋の激戦区です。元祖どないやのアメリカ村店は看板が特徴的で、看板の大きなたこ焼きがグルグルと回転するのが特徴です。アメリカ村店では塩マヨネーズが人気で、塩だけでも十分おいしい生地も元祖どないやの特徴であり、おいしさの秘密です。

関西では他にも北新地などの激戦区でも店舗展開を行います。都道府県別で見た際に最も元祖どないやが多いのは東京都です。冒頭にも紹介した西麻布店や六本木店のほかにも新宿、三軒茶屋や五反田といったエリアでも出店を行い、他にもお店があります。全国的には仙台や九州、沖縄でも店舗展開をするなど、全国的な広まりを見せようとしています。大阪の激戦区でも存在感を発揮しているため、これが全国的な広まりを見せるのもそこまで時間はかからないでしょう。

元祖どないやの積極的な通信販

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全国には、元祖どないやのたこ焼きが食べたいと願う人が少なくありません。そこで藤末雅彦さんは店舗展開の他にも、全国で食べてもらえるよう、通信販売を行っています。「元祖どないや 楽天市場店」では、30個入り、60個入り、90個入り、120個入りの4種類が販売されており、最も売れているのは120個入りとされています。1個につき40円にも満たないリーズナブルさがポイントです。楽天市場のレビューを見ても高評価が並んでおり、お酒のアテとして買っている人もいれば、元祖どないやで行っているアレンジメニューを自宅で楽しむ人もいます。たこ焼き自体は店頭で売られているものと大きく変わりません。あとは自分でアレンジメニューを考えて、思い思いのたこ焼きを作れるわけですから、そのあたりも人気につながっていくのかもしれません。

信販売とは関係ありませんが、最近は流行りの「Uber Eats」にも対応しています。新宿役所通店では、歌舞伎町セットが人気を集めます。4個ずつそれぞれで味が違うアレンジになっているので、色々なたこ焼きが楽しめます。他には大阪名物かすうどん、梅うどんなどもあり、自宅に居ながら元祖どないやの味が楽しめるのも素晴らしい部分です。

元祖どないや社長藤末雅彦さんの資産とは

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ここまで元祖どないやの業績について解説しましたが、ここからは株式会社アドジックス代表取締役社長の藤末雅彦さんが持つ資産についてです。藤末雅彦さんが持つ資産を考えるにあたり、一番重要になってくるのが株式会社アドジックスの株をどれだけ保有しているかです。株式会社アドジックスのホームページでは、筆頭株主のところに藤末雅彦さんの文字が書かれています。少なくとも半分以上は持っている可能性が考えられ、会社が持つ資産のほとんどは藤末雅彦さんが持っているようなものです。企業経営を行うに当たり、総資産回転率が1以上あれば優秀とされています。総資産回転率とは、総資産によって作られるサイクルの数で、多ければ多いほど総資産で運用できていることを意味します。2018年の売上高が11億円だったことを考えれば総資産回転率が1だった場合に総資産は11億円である可能性が出てきます。

株式会社の場合は将来的な株式上場も1つのポイントになっていきます。同業他社の中にはすでに株式上場を行ったところがあり、時価総額が100億円を超えるケースも出てきます。もし株式会社アドジックスでそれだけの規模の時価総額になったとすれば、藤末雅彦さんは50億円以上を手にすることになります。

元祖どないやを取り巻く現状とは

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現在新型コロナウイルスの影響もあり、株式会社アドジックスは色々と大変な状況になっています。例えば、ホテルの飲食事業や清掃事業に関しても、ホテルに宿泊をするケースはかなり激減し、ホテルによっては新型コロナウイルスに感染した軽症者向けの施設として自治体に使わせるケースからテレワーク用に転用するケースなど本来の用途と違う状況になっているところも多く、株式会社アドジックスとしてもなかなか難しい情勢となっています。

一方で元祖どないやに関しても、たこ焼きを飲みながらお酒が飲めるような環境が多く、午後8時までで営業を終わらせないといけない状況はなかなか大変です。特に元祖どないやの場合は関東圏での営業が多く、緊急事態宣言の影響を受けたところもあり、大変です。そんな中でも西麻布店や六本木店のリニューアルオープンを2021年に行うのは、それだけ経営的な体力がないと難しいと言えるでしょう。味は太鼓判が押されている状況なので、あとはコロナ禍が収束することを願うしかありません。