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株式会社クラウドワークス 起業家 吉田浩一郎

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フリーランスでも仕事が得られる他、育児を行う主婦やひきこもりの人たちでも自宅で簡単に仕事が行えるようになったクラウドソーシングサービス。そのクラウドソーシングサービスの最大手株式会社クラウドワークスを創業したのが吉田浩一郎さんです。1974年11月16日生まれ、45歳の吉田浩一郎さんは兵庫県神戸市の出身です。父親は大手製鋼メーカーのバリバリ働くサラリーマンでしたが、吉田さん自身は中学時代に壁にぶつかり、勉強ではなく、サブカルなど様々なものに興味を持つ人間になっていきます。東京学芸大学を卒業すると、電機メーカーを経てドリコム執行役員となり、起業家へ転身。しかし、起業に失敗し、信頼していた人物に逃げられ苦境に立たされます。


2011年、クラウドソーシングの可能性を見出し、それまでやってきたことを活かせると判断し、株式会社クラウドワークスを起業します。日本でも一流のフリーランスが仕事のやり取りを行えるような場所を作り出したい、その思いでスタートし、今では年収2000万円を超えるクラウドワーカーも出ています。


上場した2015年には赤字が膨らみ、営業利益が増えながらも人件費なども同時に増える状況が数年続き、吉田さんは苦境に立たされます。経営陣やエンジニアからの信頼が揺らぐ中、改めて一から関係性を構築していくことを模索した結果、徐々に株式会社クラウドワークスの業績は安定し始め、ついに黒字化にこぎ着けました。まだまだこれからの企業であり、日本の最大手のクラウドソーシングサービスの企業としての成長が期待されます。


吉田さんの年収ですが、2018年9月期の役員報酬は取締役1人あたり1713万円となっており、前年に比べて200万円ほど増えています。社長である吉田さんはだいたい2000万円程度もらっていることが考えられます。自社株を411万株も保有しており、時価総額はおよそ40億円ほどとなっています。配当に関しては出ていないため、配当が年収に加味されることはありませんが、事業が拡大し、安定的に黒字化が行われていけば、配当が出ることは確実。10円でも出れば吉田さんは配当だけで4000万円程度得られるため、今後大きく資産を得ることは間違いありません。最大手のクラウドワークスでもなかなか安定した成長を行うのが大変な時代、しかし、働き方改革で働き方に多様性が生まれ始めた今の時代になり、その需要がどんどんと増えていくことが予想されます。