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KCJ GROUP株式会社 起業家 住谷栄之資

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東京の豊洲、兵庫の甲子園で展開され、子供が楽しく職業体験が行えることでおなじみのキッザニア。そのキッザニアを運営するKCJ GROUP株式会社で代表取締役社長を務めるのが住谷栄之資さんです。1943年生まれ、76歳の住谷栄之資さんは和歌山県田辺市の出身です。大学時代には水球の日本代表にも選ばれた住谷さんは、慶應義塾大学を卒業後、サラリーマンを経て、学生時代の先輩と一緒に起業し、まだ出店して間もないケンタッキーフライドチキンフランチャイズに入る他、様々な飲食業のライセンスを取得して飲食業を展開していきます。


順風満帆、そんな言葉が非常に似合っていた住谷さんに転機が訪れたのは、還暦を迎えた時期。還暦を迎えて退職した住谷さん、アメリカの友人からメキシコにあったキッザニアを紹介され、孫を引き連れていくことに。お孫さんたちの反応が素晴らしく、言葉が分からなくてもどんどんチャレンジしていく姿を見てこれならいけると判断、株式会社キッズシティージャパン、現在のKCJ GROUP株式会社を立ち上げ、キッザニアをオープンさせました。英語に触れられる環境を作り、すべて英語で行うエリアもあるなど、日本人が自然に英語に触れられる環境を作り出していきました。


2018年になると、KDDIと包括的パートナーシップを結び、KDDIが株式の過半数を取得することでKDDIの子会社となりました。還暦を迎えてから新たな起業に踏み切った住谷さんでしたが、住谷さん自らは人生100年時代の到来を予見しています。若者に対しては行動力を発揮して、直接企業のtっプにアポを入れるような姿を見せてほしいと注文を出すなど、それぞれの世代で活躍するような人間が出てくることを期待する発言が見られます。


住谷さんの収入ですが、非上場であるため、役員報酬がいくらかは定かではありません。正社員の平均年収がだいたい400万円程度というのを見る限り、その4倍から5倍と見積もっても、2000万円程度をもらっている可能性があります。株式に関してどれだけの株を保有しているのか定かではありませんが、会社概要には主要株主の中に住谷さんの名前が入っており、それなりの時価総額の株式を保有していることは確実です。また講演会で呼ばれる機会が多いことから、実際の年収は推定の役員報酬である2000万円より相当もらっている可能性が高いことが言えそうです。