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近藤太香巳 起業家 株式会社ネクシィーズグループ

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LED照明のレンタルや電子雑誌の制作などを行っている株式会社ネクシィーズグループ。そこで代表取締役社長を務めるのが近藤太香巳さんです。1967年11月1日生まれ、今年で53歳を迎える近藤太香巳さんは大阪府の出身です。実家は喫茶店、ビルの1階が喫茶店、2階に家があり、家に入るには喫茶店の中を通らなければならず、笑顔で挨拶をするよう、厳しくしつけられます。勉強は苦手だったという近藤太香巳さん、テストは受けず、成績はオール1、高校だけは出てくれと親に言われて、高校に通うものの、2度退学するハメに。


何もかもうまくいかない日々が続いたある日、電話の営業の仕事を見つけます。当時はまだ黒電話、これをプッシュホンにするというものです。完全歩合制、1台20万円という条件がなかなかきつい中で、厳しくしつけられた笑顔でセールスを行い、半年後にはトップセールスを記録します。話はとんとん拍子で進み、最終的に事業を始めたのは19歳の時です。電話のビジネスで急成長を見せて、会社は大きくなります。


その一方、当時電話をひくには7万円の電話加入権を支払う必要がありました。今も昔も7万円を電話だけのために支払うのは若者からすれば大変です。そこで当時サービスとして出てきたのがレンタル電話。3000円ほど毎月支払えば電話がひけるというものです。しかしこれだと2年間支払っても肝心の加入権は自分のモノになりません。そこで考えたのが、毎月2000円を積み立てていき、満額になれば加入権がもらえるというサービス。信販会社を説得してサービスを開始したところ、大ヒットを飛ばします。これを携帯電話で行い、さらなるヒットになります。その後、浮き沈みを経験する中、2004年に当時最年少で東証一部に上場、青年実業家としての名声を得て現在に至ります。


近藤太香巳さんの年収ですが、2018年9月期時点の取締役1人あたりの役員報酬はおよそ3000万円です。社長としての役員報酬は5000万円程度が想定されます。455万株を保有しており、時価総額はおよそ50億円、1株あたりの配当は45円なので、配当だけで2億円ほどもらえます。このため、年収は2億5000万円以上ということになり、かなりの億万長者であることは明らかです。中退を繰り返しながらもなんとか這い上がってきた近藤太香巳さん、若い時期に挫折してもすぐに巻き返すことができるという、若い人たちにとって大きな存在です。