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大倉忠司 起業家 株式会社鳥貴族

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日本全国に存在し、安くお酒が飲め、定額料金も受けたことで同じようなビジネスが多数登場するなど、大きな影響を与えたのが株式会社鳥貴族。その株式会社鳥貴族を創業したのが大倉忠司さんです。1960年2月4日生まれ、来年還暦を迎える大倉忠司さんは、大阪府の出身です。高校を卒業して調理師の専門学校に通った大倉さん。最初はイタリア料理店で働きますが、知り合いの焼き鳥店の店長に誘われ、その店で働くことに。当初はその店長と一緒にチェーン展開をすることになっていましたが、どうにも話がかみ合わなくなったことで自ら焼き鳥店を開業することに。それが鳥貴族の始まりで、大倉さんが25歳の時です。


学生のアルバイトと一緒に立ち上げた鳥貴族、当時の焼き鳥屋のイメージだったおじさんばかりが集う居酒屋から、若者や女性なども入れるお店にしたいと、考え、ボックス席を用意し、店員の服装もTシャツに。鳥貴族の名前も女性受けするようなものを目指し、ロゴも柔らかくしました。実は現在浸透してきている均一価格ですが、実は平成元年から行われていたものです。大倉さんが20歳の時、友人と一緒に行ったお店が均一価格のお店でしかも安かったこと、価格破壊の言葉にあこがれていたこともあり、当時全くうまくいってなかった大倉さんは最後の勝負と、均一価格に手を出します。結果的にそれが大成功し、現在までの成長につながっていきます。


大倉さんの年収ですが、取締役の役員報酬は1人当たり3000万円を超えています。社長であることを考えると、だいたい4000万円以上もらっていることが考えられますが、資産がかなりあるのが大きな特徴です。鳥貴族株式会社の株式の2割以上は大倉さん本人が、1割は大倉さんの資産を管理する会社が握っており、時価総額は合計70億円以上です。配当は1株8円が予想され、大倉さんは年間2000万円程度の配当を得ていることになります。つまり、年収は6000万円程度、別に株を管理する会社のものを入れれば、それ以上のものをもらっていることが考えられます。ちなみに、大倉さんの息子はジャニーズの関ジャニ∞でおなじみの大倉忠義さんですが、経営には一切タッチしておらず、現在のところは無関係です。今後どうなるかは定かではありませんが、父親が一代で築き上げたものを息子が引き継ぐ、その可能性は十分に考えられます。革命を与え続けた鳥貴族の今後に注目です。