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小笹芳央 起業家 株式会社リンクアンドモチベーション

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近年注目を集める組織マネジメント、どのように人材の可能性を高めていくのか、そのために必要とされています。20年以上この問題に取り組んできたのが株式会社リンクアンドモチベーションです。そこで代表取締役会長を務めるのが小笹芳央さんです。1961年生まれ、今年で59歳の小笹芳央さんは大阪府の出身です。早稲田大学政治経済学部を卒業した小笹芳央さんはリクルートに入社します。当時のリクルートは若い社員が多く、平均年齢は25歳、当時のベンチャー企業のような存在でした。会社の平均年齢は戦力として活躍する社員の年齢、このように考えられており、リクルートはすぐに活躍できる、そうした状況も決め手になりました。


リクルートでは人事部に属し、採用活動などを担当していました。その中で退職する社員に対する面談を行い、そのほとんどが辞めることの報告であって、相談ではないという事実を思い知らされます。その当時はまだ社員を家族や同志と考え、辞めていく社員への恨みつらみも感じる事があったのだとか。小笹芳央さんが現在の会社を立ち上げ、リーマンショックの影響をモロに受けて業績が悪化した時期に、多くの社員が辞めていく時に、社員は家族ではなく投資家だということに気付きます。


小笹芳央さんはモチベーションエンジニアリングというものを開発しました。人間は合理的な判断をする一方、感情で動かされる部分もあり、仕事でのモチベーションは金銭だけでなく感情報酬も大事であると小笹芳央さんは考えます。そして、組織は人と人のチームではなく、関係性がそれぞれにある形で構成されているとアピールします。信頼を醸し出し、モチベーションを高める際にこれらの要素を踏まえた上で組織マネジメントのお手伝いをしているというわけです。


小笹芳央さんの年収ですが、2018年12月期の取締役1人当たりの役員報酬は2328万円であり、社長としての年収は3000万円以上の可能性が高いです。株式だけで320万株ほど保有しており、時価総額だけで15億円ほどです。1株あたりの配当は7.2円のため、配当だけで2000万円以上あります。このため、年収は5000万円以上と推測されます。小笹芳央さんは中央競馬で競走馬を何頭も保有しており、実際はもっと稼いでいる可能性も考えられるなど、東証一部上場を果たして、大きく成功をした起業家といえるでしょう。