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谷口怜央 起業家 Wakrak株式会社

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日雇い、デイワークを、面接をしなくても雇用契約が結べ、給与振込も行えるというアプリ、Wakrak。このアプリを開発したのはWakrak株式会社です。そこで社長を務めるのがまだ20代前半の谷口怜央さんです。1999年生まれ、21歳の谷口怜央さんは愛知県の出身です。中学時代に野球をしていた谷口怜央さん、その時怪我を負ってしまい、1年間車いす生活を余儀なくされます。車いすになると、誰も助けてくれない、見て見ぬふりをされるという現実に直面。みんな自分で精いっぱいで、他人に手をさし延ばせる世の中にしたいとその時思いました。


回復した谷口怜央さんは、アフリカなど様々な場所へ向かいますが、結局のところ、目の前のことしか変えられない事実に気づかされます。社会全体を変えたい、仕組みを変えたい、そのために思い切った行動に出ます。なんと高校を休学してまでIT企業のインターンに参加したのです。その後現在の会社を立ち上げます。Wakrakは、1日単位で仕事が行えるというもので、アプリ内ですべてが賄えるという優れもの。面接も履歴書も不要、仕事をすれば次の日に給与の振込がなされます。谷口怜央さんが考えたのは、実際にサービスを利用した人物がどんなことを得意とし、逆に苦手とするのか、そのデータをとることでした。このデータさえあれば、面接をしなくても合うか合わないか判断ができる、面接で手さぐり状態の中であれやこれや聞かなくても済むという考えです。
マネジメントは他の人に任せ、自らは資金調達や採用などを担当しているという谷口怜央さん。それでもすべての社員と必ず週に1回、1時間は面談をするのだとか。現在社員が抱えている不満を吐き出してもらう、社員の考え方にフィードバックを行うのがその理由です。自らも成長し、社員と一緒に育つ、21歳の谷口怜央さんの考えは多くの社員に浸透しています。


谷口怜央さんの年収ですが、非上場であることやこれからの企業であるため、社長の年収として多い1000万円レベルにはまだ到達していない可能性があります。ただ、実際に取り組んでいることは多くの企業が実践しても不思議ではないレベルなので、あっさりと年収面で1000万円を超えていくポテンシャルは十分にあります。学歴は捨てたと語る谷口怜央さん、しかし、実際に得たものは同世代がこれから得るであろうものをすでに得ている、もしくは大きく上回っており、これからの活躍に注目です。