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水口翼 起業家 サイブリッジグループ株式会社

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ソーシャルアプリなどを開発するだけではなく、買収を行う事で規模を大きくしてきたサイブリッジグループ株式会社。会社を起業し、現在は代表取締役CEOを務めるのが水口翼さんです。1982年生まれ、今年で38歳となる水口翼さんは、東京都の出身です。父親は現在のJAバンクで働き、いわゆる一般的な中流階級の家に生まれた水口翼さん。合おう甘学院大学に入り、数多くのバイトをこなし、充実した大学生活を送ろうとした矢先、とんでもない出来事が起こります。当時付き合っていた彼女が妊娠、周囲を説得し結婚、出産までこぎ着けます。


とはいえ、若くして養わなければならず、出産費用や奥さんの学費などを捻出するため、休学届を出して契約社員として働きだします。1年間しっかりとベンチャー企業で働き、休学の期間を終えると、起業を決断。子供の面倒を見ることも考慮しての考えでした。色々な苦労などは目に見えていましたが、子供のためなら何でもやるという信念が辛さを感じさせなかったようです。小さな仕事でもコツコツとこなしていく、これを繰り返していき、奥さんと自分の学費を捻出して生活までできる年収を確保します。


その後事業を拡大していった水口翼さんでしたが、少ない労力で大きな価値を手にするという努力を心がける一方、社員に対する制度を手厚くします。子供が生まれれば第一子に対して66万円を支給、社内における小口現金のやり取りを社内通貨で肩代わりしてくれるシステム、本人などの誕生日は強制帰宅させられるシステムなどなど。そして、小学校のように色々な委員会を作ってそれぞれが責任をもって業務以外のことを行うなど、面白いシステムは社内のためはもちろん、社外にユニークな会社があると思わせるには十分でした。


水口翼さんの年収ですが、サイブリッジグループ自体が株式上場をしていないため、その年収がいくらぐらいになるのかは定かではありません。しかし、多くの企業と提携するなど規模は大きいため、1000万円以上もらっている可能性はかなり高いです。元々若い奥さんや子供を養うために起業を選んだ水口翼さん、その思惑は当然果たされただけでなく、大きな結果として示されるようになりました。起業をしたい思いがどういう理由であれ、結果的に社会貢献につながる企業を立ち上げることができたというのは、社会にとって大変有益であることは間違いありません。