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川上量生 起業家 株式会社ドワンゴ

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YouTubeなどの動画配信サイトが多くの人に見られている中、異彩を放つ動画配信サイトにニコニコ動画があります。このニコニコ動画を運営するドワンゴを創業したのが川上量生さんです。

1968年9月6日、今年で51歳を迎える川上量生さんは、愛媛県で生まれ、大阪府和泉市で育ちます。コミュニケーションをとりながら遊べるボードゲームに夢中だった川上さん、パソコンにハマりプログラミングを覚えると、これを使って、コンピューター上でコミュニケーションをとれるようなものを作りたいと思うようになります。

京都大学に進学すると、ソフトウェア開発に携わり、プログラミング業務を請け負うまでに。その後サラリーマンとして活動しますが、働いていた会社が倒産してしまいます。この時、会社が運営権を取得していたドワンゴを引き継ぐことになり、1997年株式会社ドワンゴを設立し、その代表を務める川上さん。その後は第三者割当増資を連発して資本の強化に努めながら、コンテンツ開発を続け、徐々に会社を大きくさせていき、2000年の時点で川上さんは会長に就任します。

2001年、当時着メロの種類がかなり少なかった中で、着メロサイトの配信を開始し、CMでもドワンゴの名前が登場するようになります。

2003年には東京証券取引所マザーズに上場し、2004年には着うたサイトを開始。エイベックスなどとの業務提携など多角的な経営を行っていく中、ニコニコ動画のサービスを開始し、自らが出始めたことで、川上さんの名前と顔は世間に浸透していき、ニコニコ動画になくてはならない顔となります。

一方、川上さんは大胆な行動に出ており、ドワンゴの会長でありながら、宮崎駿監督の作品を手掛ける株式会社スタジオジブリに入社し、代表の鈴木敏夫さんの見習いとしてその近くで仕事を行うことに。風立ちぬかぐや姫の物語などではプロデューサー見習いを務めるなど、ジブリ作品を手掛け、サブカルに精通した立場へとなっていきます。

コメントを投稿できるニコニコ動画グッドデザイン賞を受賞したほか、ニコニコ生放送は、当時長時間の生配信が難しかった中で非常に画期的なサービスでした。アナログのボードゲームで相手とのコミュニケーションを楽しみ、それと同じことをネット上でやりたいと思っていた川上さん。その夢はニコニコ動画ニコニコ生放送で果たすことになります。現在はドワンゴの顧問として一歩引いたところにいますが、今後の状況次第で再び陣頭指揮をとる可能性もあるでしょう。