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家入一真 起業家 株式会社CAMFIRE 

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正攻法ではない形で起業を行い、旋風を巻き起こすのが起業家の特徴ですが、その代表的な存在が家入一真さんです。1978年12月28日生まれ、40歳を迎える家入一真さんは、福岡県の出身です。福岡県立玄海高等学校に在学した際、いじめに巻き込まれ、高1で中退し、ひきこもりを経験。その後、大検に合格し美大に合格しますが通いませんでした。その後、デザイン会社に入社すると、Webサイトのデザインに関心を抱き、まずは技術を身に着けようとコンピューター関連の会社に転職。その流れでGMOペパボを創業させ、29歳の若さでジャスダックに上場させます。ペパボは、家入さんが住み込みで新聞配達を行っていた際、新聞配達少年を意味するペーパーボーイからつけられました。


その後、複数の飲食店を展開していき、2011年には現在クラウドファンディングサービスで先陣を切るCAMPFIREの運営会社を設立し、代表取締役を務めるなど、数多くの会社を創業させますが、2014年家入さんは都知事選に立候補。疑惑のため、猪瀬直樹氏が都知事を辞職したのに伴い、Twitterで一定のリツイートに達したら出馬すると表明したところ、30分で達成し、告示直前に出馬することに。クラウドファンディングで選挙資金を集めるなど、今に通じるやり方で5位になったものの、4位とはかなり離される状況に。それでも家入一真という知名度は広まり、自社の経営にもいい影響を与えました。
家入さんが手掛けるCAMPFIREですが、手数料があまりかからないことや、社会福祉ふるさと納税といったことが行え、目標に達成しなくてもお金はオールインされる仕組み、月額制のファンクラブ方式などを用意しています。手軽にクラウドファンディングができ、安い金額からでもリターンを用意できるところ、そして、早期振込サービスを利用すれば、利用料こそかかるものの、最短1週間程度で資金を手にできるところも特徴です。


以前の会社を上場した際に10数億円を手にした家入さんですが、2年間で使い果たしてしまったんだとか。飲食代に消えたそうですが、それ以降は安いものでも十分おいしいということに気付き、お金への執着はあまり見られません。若い時には消費者金融からお金を借りてパソコンを購入したそうですが、有意義な借金はどんどんすればいいという名言も残しています。最悪ゼロになってもいいという気持ちで出資し、人物本位で出資を行っていく家入さん。現代では珍しいように見えて、実は昭和の社長のような考え方を持つ起業家と言えそうです。